「鎌倉でサーフィンって、実際どうなんだろう?」
そんなふうに、少しでも気になってこのページを開いてくれたなら、うれしいです。
はじめまして、鎌倉・湘南の海に通っているサーファーのゆうきです。サーフィン歴は6年ほど。波がある日は海に入り、波がない日はビーチをジョギングしたり散歩したり、気づけばほぼ毎日、海のそばで過ごしています。
この最初の記事では、なぜ僕が「鎌倉」で「サーフィン」をしているのかを、少しだけ自分の話を交えて書いてみます。これから始めてみたい人の、背中を押せたらいいなと思っています。
子どもの頃からずっと、海に憧れていた
もともとサーフィンへの憧れは、子どもの頃からありました。
きっかけは、母の知り合いが海の近くに住んでいたこと。遊びに行くたびに「海のそばで暮らすって、なんていいんだろう」と感じていて、小学生のころにはボディボードをやらせてもらっていました。
ちょうど『タイヨウのうた』のような、海と青春が重なるドラマが流行っていた時期でもあって。「登校前にサーフィンして、それから学校へ行く」——そんな高校生活に、本気で憧れていました。
結局、選んだのは自転車で通える近所の高校。海沿いの高校には行けず、その憧れは、心のどこかにしまったままになっていました。
コロナが、忘れていた憧れの背中を押した
そのまま大人になって、しばらくはサーフィンとは縁のない生活が続きました。
転機になったのは、新型コロナウイルスの流行です。屋内のスポーツが軒並み自粛ムードになるなかで、ふと思いました。「サーフィンなら、外だし海だし、関係ないじゃないか」と。
ちょうど職場の同僚にサーフィンをやっている人がいて、サーフショップを紹介してもらいました。そこからスクールに申し込んで、いよいよ子どもの頃の憧れを、大人になって始めることになったんです。
初めて立てた日のこと(正直、あまり覚えていない)
初めてボードの上に立てたのは、鵠沼の海でした。
ただ、正直に言うと——その日のことは、もうあまり覚えていません。どんな波だったか、何本目だったか、天気はどうだったか。細かいことは、記憶からすっかり抜け落ちてしまいました。
覚えているのは、ただただ、うれしくて感動したという感覚だけです。
不思議なもので、それで十分な気もします。あの感覚があったから、今も海に通っているわけですから。
正直、やめようかと思ったこともある
順調に続けてきたように見えるかもしれませんが、そんなことはありません。何度か「もういいかな」と思ったことがあります。
理由は、だいたいこんなことでした。
- お金がかかる——当時は横浜に住んでいて、鵠沼のボードロッカー代を毎月払っていました
- 夏は暑すぎて、冬は寒すぎる——気候との戦いは、地味にこたえます
- 通うのが大変——雨の日はバイクが使えず電車移動になり、交通費もかさみました
今思えば、当時のしんどさの大半は「海が遠かったこと」から来ていた気がします。だからこそ、のちに海の近くへ引っ越すことになるのですが。
乗れない時期を、どう乗り越えたか
もうひとつ、初心者がぶつかる壁が「全然乗れない」時期です。僕もちゃんと立てるようになるまで、半年ほどかかりました。
その時期をどう過ごしていたかというと——乗ること以外を楽しんでいました。
海の景色を眺めたり、サーフショップの人とおしゃべりしたり。波に乗れなくても、海に行くこと自体が楽しかったんです。
そしてもうひとつ。自分でもなぜだか分からないのですが、「波に乗れるようになりたい」という気持ちが、ずっと強くありました。
理屈じゃないんです。ただ、そうなりたかった。その気持ちだけで、通い続けられた気がします。
「観光地」だと思っていた鎌倉。住んでみて印象が変わった
正直に言うと、住む前の鎌倉のイメージは「観光地」でした。
中学の遠足で来た記憶があって、大学時代はデートで訪れる場所。人が多くて、賑やかで、旅行で来るところ——そんな印象を、住む直前まで持っていました。
でも、実際に暮らしてみると、その印象はいい意味で裏切られました。
観光客もそれほど気にならないし、むしろ山や川に囲まれた、自然の豊かな場所だと気づいたんです。
すぐ近くの鵠沼のように、人が多くて活気にあふれた海も、それはそれで魅力的。でも鎌倉の海は、もう少し静かで、海と空をゆっくり感じられる時間が流れています。
そして何より、近所の人も、サーフィン仲間も、温かい人ばかり。この土地の空気が、僕はすっかり好きになりました。
海のそばに住んで、変わったこと
鎌倉に移ってから、暮らしそのものが変わりました。
- 散歩が増えた——波がない日も、なんとなく海のほうへ足が向きます
- サーフィン仲間が増えた——通っていると、自然と顔なじみができます
- 気分転換がしやすくなった——ちょっと海を見に行くだけで、頭が切り替わる
- 気持ちが軽くなった——これがいちばん大きいかもしれません
そして、今いちばん楽しいのは、意外にも波そのものではなかったりします。
波があってもなくても、みんなでワイワイ他愛もない話をする。あの時間が、たまらなく楽しいんです。
自然に囲まれて、優しい人たちと関われている。それがこの土地に来てよかったと思う、いちばんの理由です。
これだから、やめられない
サーフィンを続けていると、「あぁ、これだからやめられないな」と思う瞬間が、いくつもあります。
- 水平線から朝日が昇る瞬間の、清々しさ
- いい波にすっと乗れたときの、うれしさ
- 高い波に挑むときの、ひりっとしたスリル
- 海が静かな日の、ただ浮かんでいるだけののんびりした時間
- 仲間とワイワイ話しながら、波を待つ時間
- 体を思いきり動かしたあとの、あの気持ちよさ
そして、いちばん好きなのは——海から上がっても、まだ朝だということ。
ひと汗かいて、頭も体もすっきりした状態で、まだ一日が丸ごと残っている。あの「今日を有意義に使えそうだ」という充実感は、何ものにも代えがたいです。
気づけば、高校生のころに夢見た「朝、海に入ってから一日が始まる暮らし」を、僕は今、生きているのかもしれません。
これから、どうしていきたいか
先のことは、そんなに大げさに考えていません。
このままのペースで楽しみながら、少しずつ上手くなれたらいい。それくらいがちょうどいいと思っています。
ただ、ひそかに憧れている海はあります。バリ、オーストラリア、モルディブ。いつかあの海で、波に乗ってみたい。
そう思えるのも、鎌倉の海で毎朝を過ごしているからこそかもしれません。
このブログについて
このブログ「鎌倉サーフライフ」では、僕が鎌倉・湘南の海で実際に体験して、試して、わかったことを書いていきます。
どのポイントに、どんな日に入るといいか。道具選びで迷ったこと。長く海を楽しむための、体のケア。ネットの受け売りではなく、できるだけ自分の言葉で残していくつもりです。
「鎌倉でサーフィン、始めてみたいな」
そう思っている人の背中を、そっと押せるブログにしていけたら。まずは気軽に、のぞいていってください。
具体的な始め方は湘南でサーフィンの始め方、どこの海に入るかは鎌倉のサーフポイント紹介にまとめています。
入れる回数が減ってしまった今も、この海との付き合い方は続いています。そのあたりは海に入れない時期の過ごし方に書きました。
