サーフィンを長く楽しむうえで、意外と見落とされがちなのが「体のケア」です。
パドリングで肩がパンパンになったり、腰が張ったり。せっかく始めても、体を痛めてしまってはもったいないですよね。
僕はサーフィン歴6年ですが、ありがたいことにこれまで大きく体を痛めたことは、ほとんどありません。この記事では、そのために日ごろやっている体のケアを、実際のメニューも含めて正直にお伝えします。
※この記事は、あくまで僕個人が実践している内容です。痛みが続くときや不安があるときは、無理をせず、整形外科などの専門家に相談してください。
この記事でわかること
- いちばん大事な「無理をしない」という考え方
- 朝夜30分のストレッチとトレーニングの具体的な中身
- 続けてみて実感した変化(腰痛が減りました)
- 睡眠・食事など、日常で気をつけていること
いちばんのケアは「つらい日は、もう上がる」
まず、いちばん大事にしていること。それは「つらいと感じたら、無理せず海から上がる」ことです。
僕の場合、肩や肩甲骨まわりがつらくなってくることがあります。そういうときは「今日はもう終わり」と決めて、さっと上がって体を休めます。
もっと乗りたい気持ちはありますが、体のサインを無視して続けると、ケガにつながります。長く続けるためには、引き際が大事だと思っています。
気をつけているのは「肩だけ」じゃない
パドリングのイメージから、肩ばかり気になりがちですが、僕が気をつけているのは肩だけではありません。
首、背中(姿勢)、腰、そして下半身。体は全部つながっているので、一部だけでなく、全体を整えるように意識しています。
波がない日こそ、体づくりの日
僕は、波があってもなくても、朝と夜に30分ずつ、ストレッチとトレーニングをしています。
ストレッチは「寝た状態」から始める
やり方には、ちょっとしたこだわりがあります。いきなり立って伸ばすのではなく、寝た状態からスタートすることです。
流れはこんな感じです。
- 仰向けで寝転がったまま、手足と体幹を少しずつ動かす
- 慣れてきたら横向きへ
- 次にうつ伏せ
- そして四つん這いへと進めていく
体への負担が少ない姿勢から、少しずつ起こしていくイメージです。寝起きの体をいきなり動かすより、段階を踏んだほうが、無理なく動けるようになる感覚があります。
伸ばしているのは、このあたり
ストレッチで伸ばしているのは、だいたいこんな場所です。
- 上半身:背中、二の腕の裏、胸まわり(胸を開く感じ)、肩甲骨まわり、首
- 体の真ん中:背中から腰にかけて
- 下半身:股関節、もも裏、もも前、ふくらはぎ
パドリングで使う上半身も、ボードの上で踏ん張る下半身も、まんべんなく——それだけを意識しています。
トレーニングは、家でできるものだけ
トレーニングも、特別な器具は使いません。全部、家で自分の体重だけでできるものです。
- 下半身:スクワット、ランジ、カーフレイズ
- お腹・体幹:プランク、サイドプランク
- お尻まわり:ヒップリフト
サーフィンは腕だけのスポーツだと思われがちですが、実は下半身と体幹をしっかり使います。だから、下半身の強化はサボらないようにしています。
朝は動きをつけて、夜はゆっくり
同じストレッチでも、朝と夜ではやり方を変えています。
朝は、これから動く体を起こすイメージで動的ストレッチ(動きをつけながら伸ばす)。夜は、その日の疲れをとるイメージでゆっくり伸ばす。それだけの違いですが、体の感じがけっこう変わります。
そして、低気圧や台風などで波のサイズが上がりそうなときは、いつもより入念に。大きい波はそのぶん体への負担も大きいので、事前の準備が効いてきます。
続けてみて、何が変わった?
「毎日30分×2回なんて、続くの?」と思われるかもしれません。でも、続けてみると、はっきり変化がありました。
- サーフィンのパフォーマンスが上がった——体が動くようになった実感があります
- 体の違和感に敏感になった——「今日はここが張ってるな」と早めに気づける
- 運動するクセがついた——やらないと気持ち悪いくらいになりました
- 腰痛が減った——これがいちばん大きい
逆に、サボるとどうなるかも、はっきりしています。
サーフィンの動きが悪くなるし、腰痛も出てきます。だから僕にとってこの30分は、「やったほうがいいこと」ではなく「やらないと困ること」になりました。
海に入る前の、ちょっとした準備
海に入る前も、いきなり飛び込むことはしません。
波をチェックしながら、ストレッチや、体の動きの確認をします。今日の波はどうか、体はちゃんと動くか。この数分の準備が、ケガの予防につながっていると感じています。
正直に言うと、上がったあとは何もしていません
ここは正直に書きます。海から上がったあとのケアは、実は何もしていません。
本当はクールダウンをしたほうがいいのだろうな、と思いつつ、そのまま家に帰ってお風呂に入って終わり。反省点でもあります。
そのぶん、朝夜のルーティンと睡眠でカバーしている感覚です。
睡眠は7時間前後(21時ごろ寝ています)
回復でいちばん大事にしているのは、やっぱり睡眠です。
僕は朝が早いので、夜9時前後には寝ています。睡眠時間は7時間前後。早起きするために早く寝る、というより、しっかり寝るから早起きできる感覚です。
朝サーフィンを続けたいなら、まず夜のスケジュールを整えるのが近道だと思います。
食事と水分で気をつけていること
食事は、そこまでストイックにはしていません。ただ、続けているうちにおやつや油ものが自然と減りました。体を動かしていると、なんとなく体が欲しがらなくなる感じです。
意識しているのは水分。サーフィンに行く前に、しっかり水分をとってから出発します。
海の中には飲み物を持ち込めません。水に浮かんでいると気づきにくいですが、体はしっかり汗をかいています。入る前の準備がすべてだと思っています。
まとめ
体のケアは、痛めてから対処するより、日ごろの習慣で「痛めない体」をつくっておくほうが、ずっと楽です。
長く続けるための体のケア
- つらい日は、無理せず海から上がる
- 波がない日も、朝夜30分のストレッチ+家でできるトレーニング
- ストレッチは寝た状態から、少しずつ体を起こしていく
- 朝は動きをつけて、夜はゆっくり
- 睡眠7時間前後。海に行く前は水分をしっかり
繰り返しになりますが、痛みが続くときは我慢せず、専門家に相談してくださいね。
サーフィンの始め方は湘南でサーフィンの始め方、どこで入るかは鎌倉のサーフポイント紹介、冬の体の守り方は冬のサーフィンと寒さ対策にまとめています。
そもそも僕がなぜ毎朝この海に通っているのかは、なぜ鎌倉でサーフィンなのかに書きました。あわせてどうぞ。

