夏の海は、やっぱり最高です。水も温かくて、海パン一枚でも入れる日がある。サーフィンを始めるにも、いい季節だと思います。
ただ、夏の鎌倉の海には「海水浴シーズンならでは」のルールがあります。これを知らないと、せっかく行っても入れないことも。
この記事では、湘南の海に6年通う僕が、夏の海のリアル(時間制限・混雑・日焼け・クラゲ)をまとめます。
この記事でわかること
- 夏の由比ヶ浜・材木座でサーフィンできる時間帯
- 混雑のリアルと、狙い目のタイミング
- じつは夏は波がいい? 夏の海の楽しみ方
- 日焼け・カツオノエボシ・熱中症の対策
夏はサーフィンできる時間が決まっている
まず、いちばん大事なこと。海水浴場が開設される夏の期間は、サーフィンできる時間帯が決められています。
由比ヶ浜・材木座海岸の場合、僕が把握しているのはこんなルールです。
- 〜9:00:制限なし(自由に入れる)
- 日中:ハードボードは禁止。ただしソフトボードエリアが設けられていて、そこなら制限なくできる
- 17:00〜:制限なし
つまり、朝9時までと、夕方17時以降がサーフィンタイム。日中はハードボードで自由に、というわけにはいきません。
逆にいえば、ソフトボードなら日中でも指定エリアで入れるということ。初心者はソフトボードを使う人が多いので、これは知っておくと便利です(初心者の最初の一本でもソフトボードをおすすめしています)。
※時間やルールは、年や海岸によって変わることがあります。行く前に必ず、鎌倉市や海水浴場の公式情報を確認してください(この記事は2026年時点の内容です)。
夏の混雑はどれくらい?
正直に言うと、夏の由比ヶ浜海岸は、めちゃくちゃ混みます。
海水浴客、観光客、そしてサーファー。ふだんの静かな鎌倉の海を知っていると、別の場所みたいに感じるほどです。
時間帯ごとの混み具合は、体感でこんな感じです。
- 平日の朝:比較的空いていて狙い目
- 土日・お盆の朝:朝でもサーファーが多く、日中とあまり変わらない
- 夕方:平日でも海水浴客がいて混んでいる
狙うなら、やっぱり平日の朝いち。混雑した海では前乗りなどのトラブルも起きやすいので、初心者ほど空いている時間を選ぶのがおすすめです。
じつは夏の海、けっこういい
混雑や制限の話ばかりしましたが、夏の海には夏にしかない良さがあります。
日が長いから、朝も夕方もたっぷり入れる
夏は日照時間が長いので、朝も夕方も長い時間サーフィンができます。これは冬にはない大きなメリット。時間制限があっても、朝9時までにたっぷり入れるのは夏ならではです。
朝は波が整いやすい
夏は日中にオンショア(海から陸への風)が吹きやすく、海面が乱れがちです。
でも朝は南風が吹きにくく、まだ涼しいこともあってオフショア(陸から海への風)になることも。そういう朝は、波の面がきれいに整っていて気持ちよく乗れます。
緑がきれいで、遠くを見ると清々しい
意外と好きなのが、この時期の景色。森や山の緑がイキイキとしていて、波待ちしながら遠くを眺めるだけで清々しい気持ちになります。海と山が近い鎌倉ならではの贅沢かもしれません。
夏の波と、台風のうねり
「夏は波が小さい」と言われがちですが、僕の実感は少し違います。
夏はオンショアが吹きやすいぶん、冬よりも波が立ちやすい気がします。ただし風で乱れた波なので、きれいな形を求めるなら、やはり朝がおすすめです。
そして夏〜秋といえば、台風のうねり。正直に言うと、台風の前後に届くうねりは狙います。ふだんは味わえないサイズとパワーの波が入ってくるからです。
ただし、台風が接近している最中の海には入りません。波が高すぎるうえ、強いカレント(流れ)が発生していることもあり、非常に危険です。「うねりが残った落ち着いたタイミング」と「荒れている最中」はまったく別物。無理は絶対にしないでください。
波の見方についてはどんな日に海に入る?にまとめています。
日焼け対策:市販のウォータープルーフを使っています
真夏になると、さすがに日焼け止めを使います。
ただ、正直に言うと——僕はサーフィン専用のものは持っていません。薬局で売っている、市販のウォータープルーフタイプを使っています。
いろいろな種類を試しているのですが、「これがベスト」というものは、まだ分かっていません。落ちにくさも、塗り心地も、正直まだ模索中です。
それでも言えるのは、何もつけないよりは、市販のものでもつけたほうがずっといいということ。夏の海の日差しは、想像以上に強いです。日焼け対策としては、ラッシュガードを着るのも有効です。
もし「これいいよ」というおすすめがあれば、ぜひお問い合わせから教えてください。いいものが見つかったら、この記事にも追記します。
クラゲ(カツオノエボシ)は5〜8月に注意
夏の海で、いちばん気をつけたいのがカツオノエボシです。青くてきれいな見た目ですが、刺されると強い痛みが出る、危険な生き物です。
僕の実感では、だいたい5月から8月(初夏から夏)にかけて多く発生します。とくに南風が強い日や、台風のあとに見かける印象があります(ちなみに今年は、まだ見ていません)。
僕はまだ刺されたことはありません。それでも、浜に打ち上がっているのを見かけると、「気をつけないとな」と身にしみて思います。
大事なのは、打ち上がっていても、絶対に触らないこと。弱っているように見えても、刺されることがあります。
もし刺されたら(応急処置)
刺されたときの対処法を、調べた範囲でまとめておきます。
- こすらない(砂をかけるのもNG)
- 海水で洗い流す。真水はNG(残った刺胞が発射されてしまう)
- 酢もNG。カツオノエボシには逆効果と言われています
- 触手は素手で触らず、手袋やピンセット、ハンカチなどで取り除く
- そのあと、氷や冷水で冷やす
- 痛みが引かないとき、体調がおかしいときは、すぐに病院へ
※この応急処置は、僕自身の体験ではなく、調べた内容です。実際に刺されたときは、近くのライフセーバーや医療機関の指示に従ってください。詳しくは神奈川県「カツオノエボシにご注意ください」や、日本ライフセービング協会の情報をご確認ください(2026年時点の内容です)。
暑さ・水分補給はどうしてる?
夏の暑さ対策は、シンプルです。暑い時間に入らないこと。
僕は普段、朝4時から7時くらいに入ることが多いです。日中は日差しがきついので、ほとんど入りません。時間制限のことを差し引いても、夏こそ「朝いち」が正解だと思っています。
水分については、海に入るかなり前から、少しずつ飲んでおくようにしています。海の中に飲み物は持っていけないので、入る前の準備がすべてです。
サーフィンは水の中にいるので気づきにくいですが、しっかり汗をかいています。喉が渇いてからでは遅いので、早めの水分補給を習慣にしてください。
まとめ
夏の海は最高ですが、ルールと安全だけは押さえておきましょう。
夏の海のポイント
- 海水浴期間は時間制限あり(由比ヶ浜・材木座は〜9:00と17:00〜/日中はソフトボードエリアのみ)
- 狙い目は平日の朝いち。土日・お盆は朝でも混む
- 日焼け止めは真夏こそ必須。ラッシュガードも有効
- カツオノエボシは5〜8月、南風の日や台風のあとに注意。打ち上がっていても触らない
- 台風のうねりは狙うが、接近中の海には絶対に入らない
- 水分は、入る前から少しずつ
どこの海に入るかは鎌倉のサーフポイント紹介、体のケアはサーフィンの体のケア、冬の話は冬のサーフィンと寒さ対策にまとめています。あわせてどうぞ。

