初心者はどんな日に海に入ればいい?僕の波情報チェック法と日の選び方

はじめてのサーフィン

道具をそろえて、入る海も決めた。次にぶつかるのが、この疑問だと思います。

「で、今日って……入れる日なの?」

波のサイズ、風、うねり、潮。慣れないうちは、何をどう見ればいいのか分かりませんよね。この記事では、湘南の海に6年通う僕が毎朝やっている波チェックの方法と、「この数字なら入る」という具体的な基準を公開します。

この記事でわかること

  • 僕が毎朝見ている波情報3つ(BCM・Windy・実測データ)
  • 波高・周期・風速・潮の、具体的な判断基準
  • 初心者が入りやすいのは「膝〜もも」の日
  • やめておくべき日と、見落としがちな注意点

僕が毎朝見ている「3つの波情報」

僕が波チェックに使っているのは、この3つです。それぞれ役割が違うので、組み合わせて見ています。

① BCM(波情報サイト)

メインで見ているのが、波情報サイトのBCM。ここでは、こんな項目をチェックしています。

  • 波のサイズ・波高
  • ライブカメラ(実際の海の様子)
  • 潮(タイド)の動き
  • うねりの向き
  • 風の向きと強さ

とくにライブカメラは、初心者ほど活用してほしい機能です。数字だけでは分からない「今日の海の表情」が、ひと目で分かります。

② Windy(風の予報アプリ)

Windyでは、風の向きと強さ、そして数日先までの予想を見ています。

「週末は風が強そうだから、入るなら土曜の朝いちだな」——そんなふうに、数日先の計画を立てるのに便利です。

③ 平塚沖の実測データ

もうひとつ、僕がよく見ているのが平塚沖波浪等計測データ(平塚沖総合実験タワー)です。

これは予報ではなく、相模湾の沖で実際に計測している「リアルな今の数値」。波の高さ、波の周期(秒)、風速、風向きが分かります。

予報(BCM・Windy)と実測値(平塚沖)を見比べると、「予報より上がってるな」「思ったより落ち着いてるな」が分かって、判断の精度が上がります。

僕の判断基準(具体的な数字)

ここからは、実際に僕がどんな数字を見て判断しているかを書きます。あくまで僕の感覚ですが、目安として参考にしてください。

波のサイズ:理想は「腰〜腹」

僕にとっての理想は腰〜腹サイズ。乗りごたえがあって、なおかつ怖くない、ちょうどいい大きさです。

数字でいうと、波高0.5m以下だと、波がないことが多い印象です。

ただし——ここが大事なのですが、数字が小さくても、実際に見に行くと「もも」くらい割れていることもあります。逆もしかり。結局、見てみないと分からないんです。

平塚沖のデータ:波高0.7m・周期8秒が目安

実測データを見るときの、僕なりの目安はこれです。

  • 波高 0.7m以上
  • 周期 8秒以上

このあたりの数字が出ていると、「今日はやれそうだな」という感覚になります。周期(波と波の間隔)は長いほど、整った力のある波になりやすいので、サイズと合わせて見ておくと判断しやすいです。

風:オンショアは3m以上でやめる、オフショアなら10mでも

風は、向きによって基準がまったく違います。

  • オンショア(海から陸への風)3m以上だと入らないことが多い。海面が乱れて波がぐちゃぐちゃになるからです
  • オフショア(陸から海への風)10m前後まではOK。波の面がきれいに整うので、多少強くても大丈夫

同じ「風速3m」でも、オンショアなら見送り、オフショアなら余裕。強さより、まず向きを見るのがポイントです。

僕はオフショアの日が好きですが、たまにオンショアでも入ります。そのへんは気分次第です。

潮(タイド):上げのほうが割れやすい

意外と見落とされがちなのが、潮の動きです。僕の実感はこうです。

  • 潮が止まっていると、波も止まりやすい(動いているときのほうがいい)
  • 上げ(満ちてくる)ほうが割れやすい印象。下げでも割れますが、上げのほうが好みです
  • 潮が少なすぎると、波が「ペラペラ」な感じになる
  • 潮が多すぎると、割れにくくなる
  • 満潮・干潮のどちらも、ダンパー(一気に崩れる波)になりやすいイメージ

つまり、満潮・干潮のドンピシャより、そこから動いている時間帯のほうが狙い目ということ。慣れてきたら、潮のタイミングも意識してみてください。

初心者が入りやすいのは、こんな日

ここまで僕の基準を書きましたが、初心者ならもう少し小さめでOKです。

波のサイズは「膝〜もも」

初心者の練習には、膝〜ももくらいのサイズがちょうどいいです。小さすぎず、怖すぎず、テイクオフの練習がしっかりできます。

風は「強いオンショア以外」。朝が狙い目

朝は風が弱いことが多いので、初心者こそ朝がやりやすいです。僕自身、普段から朝4〜7時ごろに入っています。

ライブカメラでは「波の割れ具合」を見る

ライブカメラを見るときのポイントは、波の割れ具合です。きれいに順番に割れているか、それともぐちゃっと崩れているか。見慣れてくると、画面越しでも「今日はやりやすそうだ」が分かるようになります。

僕の朝のルーティン

実際の流れは、とてもシンプルです。

  1. 起きたら、まずスマホで波情報をチェック
  2. 数字が微妙なときは、実際に海まで見に行く
  3. 波を見て、入るか決める

この「見に行く」がけっこう大事で、予報では「できなさそう」でも、実際は少し割れていることがあります。数字を信じすぎず、最後は自分の目で確かめる。これが僕のやり方です。

それに、こんな日もあります。波がなくても、サーフィン仲間が海にいるなら入る。波の良し悪しだけがサーフィンじゃない、と思っているので。

「今日はやめておこう」の判断も大事

逆に、僕が「今日はやめておこう」と判断するのは、こんな日です。

  • 波が小さすぎる(乗れる波がない)
  • オンショアが強すぎる(3m以上が目安)
  • 台風が来ていて、波が高すぎる

とくに台風のときの海は、経験者でも慎重になるレベルです。「せっかく休みだから」と無理して入らない。この判断も、上達のうちだと思っています。

見落としがちな注意点:低気圧・台風と「カレント」

最後に、初心者が見落としがちな大事なことをひとつ。

波情報を見るときは、近くに低気圧や台風がいないかも、あわせて確認してください。

低気圧や台風が近くにあると、海が一見穏やかに見えても、カレント(沖へ向かう強い流れ)が発生していることがあります。「見た目は静かなのに、入ったら流される」——これが、いちばん怖いパターンです。

海の状況は刻々と変わります。少しでも「おかしいな」と感じたら、入らない・すぐ上がる判断を。安全がいちばんです。

まとめ

波チェックは、慣れれば毎朝の楽しみになります。まずはこの型から始めてみてください。

初心者の波チェックと日の選び方

  • 予報(BCM・Windy)+実測(平塚沖データ)を組み合わせて見る
  • 目安は 波高0.7m・周期8秒以上/理想サイズは腰〜腹(初心者は膝〜もも)
  • 風は向きが大事。オンショアは3m以上でやめる、オフショアなら10m前後まで
  • 潮は「止まっているとき」より「動いているとき」。上げが狙い目
  • 最後は自分の目で確認。低気圧が近いときはカレントにも注意

ちなみに僕は、波チェックをしながら体の動きの確認もしています。入る前の準備についてはサーフィンの体のケアに書きました。

どこの海に入るかは鎌倉のサーフポイント紹介、そもそもの始め方は湘南でサーフィンの始め方、夏ならではの注意は夏の海で気をつけることにまとめています。あわせてどうぞ。