サーフィンにかかるお金|6年続けてわかった初期費用と年間コスト

はじめてのサーフィン

「サーフィンって、結局いくらかかるの?」

始める前に、いちばん気になるところだと思います。道具は高そうだし、続けられるかも分からない。踏み出せない理由が「お金」という人も多いはずです。

そこでこの記事では、僕が実際に払ってきた金額を包み隠さず書きます。あわせて、できるだけ安く始める方法と、スノーボードとのコスパ比較もしてみました。

この記事でわかること

  • 僕が実際に払った金額(ボード・ウェット・ロッカー)
  • 中古で始めるなら、いくらから始められるか
  • 年間の維持費はどれくらいか
  • サーフィンとスノボ、どっちがコスパがいい?

僕が実際に払った金額を公開します

サーフボード:新品は15万円前後、中古は8万円

まずは、いちばん大きな買い物であるボードから。僕がこれまでに買った3本は、こんな金額でした。

  • 1本目:オーダーメイドのミッドレングス7.2——15万円前後
  • 2本目:EPSの6.0——15万円前後
  • 3本目:ソフトボード5.8(中古)——8万円

3本目は、鵠沼のスポーツショップで見つけた中古です。新品15万円と中古8万円。この差は、初心者にとってかなり大きいと思います。

だからこそ、最初の一本は中古がおすすめです(理由は初心者の最初の一本に詳しく書きました)。

ウェットスーツ:冬装備だけで7万円強

次に大きいのがウェットスーツです。僕の冬装備の内訳はこうでした。

  • セミドライ(フルオーダー):5万円弱
  • ブーツ:1万円弱
  • グローブ:5千円弱
  • ヘッドキャップ:5千円強

冬のフル装備で合計7万円強。しかもウェットは、これで終わりではありません。

季節ごとに違うウェットが必要になるからです。夏はシーガル、春秋はフルスーツ、冬はセミドライ。これは始める前に想像していなかった出費でした。

とはいえ、全部を一度に買う必要はありません。始める季節の1着から、少しずつで大丈夫です(ウェットスーツの選び方参照)。

ボードロッカー:月4,500円

横浜に住んでいた頃は、鵠沼のショップのボードロッカーを月4,500円で借りていました。年間だと54,000円です。

これはけっこう大きい固定費でした。今は自宅保管なのでゼロです(サーフボードの保管と運び方)。

そもそも「買わない」という選択肢もある

ここまで購入前提で書いてきましたが、じつは最初は買わずに、サーフショップで一式レンタルするのもアリです。

僕の知る範囲では、ボードとウェットのレンタルに、ショップのロッカーやシャワーの利用も含めて1回6,000円ほど。手ぶらで行って、手ぶらで帰れます。

10万円の道具をそろえる前に、この6,000円で何回か通ってみる。「本当に続けられそうか」を確かめてから買うのが、いちばん失敗の少ない順番だと思います。

ざっくり言えば、レンタルで15回ほど通うと、中古で道具をそろえる金額に追いつく計算。それくらい通うようになったら、買いどきかもしれません。

できるだけ安く始めるには

「買うとしたら、最低いくらあれば始められるの?」という話をします。

ボード以外に必要な周辺グッズの相場は、だいたいこれくらいです(2026年時点の目安)。

  • リーシュコード:4,000〜7,000円前後
  • ワックス:400〜1,500円ほど
  • デッキパッド:5,000円前後〜
  • ボードケース:1万〜3万円

ここで中古のボードを選べば、道具一式で10万円前後からスタートできる計算になります。新品でそろえると20万円を超えることもあるので、差は歴然です。

安く始めるコツ

  • ボードは中古で(新品15万→中古8万の差は大きい)
  • ウェットは始める季節の1着だけ(全季節そろえない)
  • まずはスクールでレンタルして、続けられそうか見極める
  • 家にボードを置ければ、ロッカー代(年5万円超)はゼロ

ただし、ウェットスーツだけは新品をおすすめします。肌に直接着るものですし、フィットしないと寒くて続きません。ここはケチらないほうがいいと思っています。

続けるための「維持費」はどれくらい?

買ったあとにかかるお金は、実はそんなに多くありません。

ワックス:年6,000円ほど

いちばんの消耗品はワックス。1個500円くらいで、多めに見て月1個使うとしても年6,000円ほどです。

ちなみに、ソフトボードならワックスがいらないので、この費用すらかかりません。

修理代:ときどき発生します

僕もボードとウェットスーツ、どちらも修理に出したことがあります(金額は失念しました…)。長く使っていれば、修理は必ず出てくる出費だと考えておくといいと思います。

交通費:住む場所しだい

今の僕は海まで歩いて行けるので、交通費はゼロです。

でも、これは住んでいる場所しだい。車で通うなら駐車場代がかかりますし、千葉や静岡まで足を延ばすと、当然そのぶん交通費もかかります。

逆にいえば、「海の近くに住む」というのは、いちばん効く節約かもしれません(僕はそれで引っ越しました)。

スノボと比べると、実はコスパがいい

「初期費用が高い」と感じるかもしれませんが、通う頻度で考えると、サーフィンはかなりコスパのいい趣味だと思っています。

比べやすいスノーボードで考えてみます。スノボは日帰り1回で、最低でも1万2,000円前後かかると言われています(リフト券3,500〜6,000円+レンタル8,000〜9,000円+交通費/2026年時点の一般的な目安)。

これを1年で計算すると、こうなります。

  • スノボを月1回(年12回):12回 × 1万2,000円=年14万4,000円
  • サーフィンを週1回(年52回):道具10万円+ワックス6,000円=初年度で約10万6,000円

つまり1回あたりに換算すると——

  • スノボ:1回あたり約1万2,000円(毎回かかる)
  • サーフィン:1回あたり約2,000円(初年度。2年目以降はさらに下がる)

サーフィンは「最初にまとまったお金がかかるけれど、行けば行くほど1回あたりが安くなる」タイプの趣味です。海が近くて、頻繁に入れる環境なら、コスパは相当いいと思います。

※もちろん道具の値段や通う頻度、住んでいる場所によって変わります。あくまで一例として見てください。

想像していなかった出費

最後に、始める前には考えていなかった出費も正直に。

  • 季節ごとのウェットスーツ——1着で一年中はまかなえません
  • 遠征の交通費——千葉や静岡へ行くとそれなりにかかります
  • 移動手段そのもの——僕は通いやすくするためにバイクを買いました(笑)

ハマればハマるほど、生活そのものが海に寄っていきます。最終的に僕は、海の近くに引っ越しました。これが最大の”出費”であり、最高の投資だったかもしれません。

まとめ

サーフィンのお金・まとめ

  • まずは買わずにレンタルという手も(一式+ロッカー・シャワーで1回6,000円ほど)
  • ボードは新品15万円前後/中古なら8万円ほど
  • 道具一式、中古スタートなら10万円前後から
  • 冬装備はセミドライ含めて7万円強(続けると決めてから)
  • 維持費はワックス年6,000円ほど+ときどき修理代
  • 通う頻度が多いほど、1回あたりのコスパは良くなる

お金の話をしてきましたが、いちばん大事なのは「まず試してみること」だと思います。スクールならレンタル込みで5,000円ほど、その後もレンタルで通えます。そこで「続けたい」と思えてから、道具をそろえれば十分です。

始め方は湘南でサーフィンの始め方、どこの海に入るかは鎌倉のサーフポイント紹介にまとめています。あわせてどうぞ。