「サーフィンって、結局いくらかかるの?」
始める前に、いちばん気になるところだと思います。道具は高そうだし、続けられるかも分からない。踏み出せない理由が「お金」という人も多いはずです。
そこでこの記事では、僕が実際に払ってきた金額を包み隠さず書きます。あわせて、できるだけ安く始める方法と、スノーボードとのコスパ比較もしてみました。
この記事でわかること
- 僕が実際に払った金額(ボード・ウェット・ロッカー)
- 中古で始めるなら、いくらから始められるか
- 年間の維持費はどれくらいか
- サーフィンとスノボ、どっちがコスパがいい?
僕が実際に払った金額を公開します
サーフボード:新品は15万円前後、中古は8万円
まずは、いちばん大きな買い物であるボードから。僕がこれまでに買った3本は、こんな金額でした。
- 1本目:オーダーメイドのミッドレングス7.2——15万円前後
- 2本目:EPSの6.0——15万円前後
- 3本目:ソフトボード5.8(中古)——8万円
3本目は、鵠沼のスポーツショップで見つけた中古です。新品15万円と中古8万円。この差は、初心者にとってかなり大きいと思います。
だからこそ、最初の一本は中古がおすすめです(理由は初心者の最初の一本に詳しく書きました)。
ウェットスーツ:冬装備だけで7万円強
次に大きいのがウェットスーツです。僕の冬装備の内訳はこうでした。
- セミドライ(フルオーダー):5万円弱
- ブーツ:1万円弱
- グローブ:5千円弱
- ヘッドキャップ:5千円強
冬のフル装備で合計7万円強。しかもウェットは、これで終わりではありません。
季節ごとに違うウェットが必要になるからです。夏はシーガル、春秋はフルスーツ、冬はセミドライ。これは始める前に想像していなかった出費でした。
とはいえ、全部を一度に買う必要はありません。始める季節の1着から、少しずつで大丈夫です(ウェットスーツの選び方参照)。
ボードロッカー:月4,500円
横浜に住んでいた頃は、鵠沼のショップのボードロッカーを月4,500円で借りていました。年間だと54,000円です。
これはけっこう大きい固定費でした。今は自宅保管なのでゼロです(サーフボードの保管と運び方)。
そもそも「買わない」という選択肢もある
ここまで購入前提で書いてきましたが、じつは最初は買わずに、サーフショップで一式レンタルするのもアリです。
僕の知る範囲では、ボードとウェットのレンタルに、ショップのロッカーやシャワーの利用も含めて1回6,000円ほど。手ぶらで行って、手ぶらで帰れます。
10万円の道具をそろえる前に、この6,000円で何回か通ってみる。「本当に続けられそうか」を確かめてから買うのが、いちばん失敗の少ない順番だと思います。
ざっくり言えば、レンタルで15回ほど通うと、中古で道具をそろえる金額に追いつく計算。それくらい通うようになったら、買いどきかもしれません。
できるだけ安く始めるには
「買うとしたら、最低いくらあれば始められるの?」という話をします。
ボード以外に必要な周辺グッズの相場は、だいたいこれくらいです(2026年時点の目安)。
- リーシュコード:4,000〜7,000円前後
- ワックス:400〜1,500円ほど
- デッキパッド:5,000円前後〜
- ボードケース:1万〜3万円
ここで中古のボードを選べば、道具一式で10万円前後からスタートできる計算になります。新品でそろえると20万円を超えることもあるので、差は歴然です。
安く始めるコツ
- ボードは中古で(新品15万→中古8万の差は大きい)
- ウェットは始める季節の1着だけ(全季節そろえない)
- まずはスクールでレンタルして、続けられそうか見極める
- 家にボードを置ければ、ロッカー代(年5万円超)はゼロ
ただし、ウェットスーツだけは新品をおすすめします。肌に直接着るものですし、フィットしないと寒くて続きません。ここはケチらないほうがいいと思っています。
続けるための「維持費」はどれくらい?
買ったあとにかかるお金は、実はそんなに多くありません。
ワックス:年6,000円ほど
いちばんの消耗品はワックス。1個500円くらいで、多めに見て月1個使うとしても年6,000円ほどです。
ちなみに、ソフトボードならワックスがいらないので、この費用すらかかりません。
修理代:ときどき発生します
僕もボードとウェットスーツ、どちらも修理に出したことがあります(金額は失念しました…)。長く使っていれば、修理は必ず出てくる出費だと考えておくといいと思います。
交通費:住む場所しだい
今の僕は海まで歩いて行けるので、交通費はゼロです。
でも、これは住んでいる場所しだい。車で通うなら駐車場代がかかりますし、千葉や静岡まで足を延ばすと、当然そのぶん交通費もかかります。
逆にいえば、「海の近くに住む」というのは、いちばん効く節約かもしれません(僕はそれで引っ越しました)。
スノボと比べると、実はコスパがいい
「初期費用が高い」と感じるかもしれませんが、通う頻度で考えると、サーフィンはかなりコスパのいい趣味だと思っています。
比べやすいスノーボードで考えてみます。スノボは日帰り1回で、最低でも1万2,000円前後かかると言われています(リフト券3,500〜6,000円+レンタル8,000〜9,000円+交通費/2026年時点の一般的な目安)。
これを1年で計算すると、こうなります。
- スノボを月1回(年12回):12回 × 1万2,000円=年14万4,000円
- サーフィンを週1回(年52回):道具10万円+ワックス6,000円=初年度で約10万6,000円
つまり1回あたりに換算すると——
- スノボ:1回あたり約1万2,000円(毎回かかる)
- サーフィン:1回あたり約2,000円(初年度。2年目以降はさらに下がる)
サーフィンは「最初にまとまったお金がかかるけれど、行けば行くほど1回あたりが安くなる」タイプの趣味です。海が近くて、頻繁に入れる環境なら、コスパは相当いいと思います。
※もちろん道具の値段や通う頻度、住んでいる場所によって変わります。あくまで一例として見てください。
想像していなかった出費
最後に、始める前には考えていなかった出費も正直に。
- 季節ごとのウェットスーツ——1着で一年中はまかなえません
- 遠征の交通費——千葉や静岡へ行くとそれなりにかかります
- 移動手段そのもの——僕は通いやすくするためにバイクを買いました(笑)
ハマればハマるほど、生活そのものが海に寄っていきます。最終的に僕は、海の近くに引っ越しました。これが最大の”出費”であり、最高の投資だったかもしれません。
まとめ
サーフィンのお金・まとめ
- まずは買わずにレンタルという手も(一式+ロッカー・シャワーで1回6,000円ほど)
- ボードは新品15万円前後/中古なら8万円ほど
- 道具一式、中古スタートなら10万円前後から
- 冬装備はセミドライ含めて7万円強(続けると決めてから)
- 維持費はワックス年6,000円ほど+ときどき修理代
- 通う頻度が多いほど、1回あたりのコスパは良くなる
お金の話をしてきましたが、いちばん大事なのは「まず試してみること」だと思います。スクールならレンタル込みで5,000円ほど、その後もレンタルで通えます。そこで「続けたい」と思えてから、道具をそろえれば十分です。
始め方は湘南でサーフィンの始め方、どこの海に入るかは鎌倉のサーフポイント紹介にまとめています。あわせてどうぞ。

