サーフィンを始めると、面白いくらい失敗します。
僕もそうでした。というより——6年やっている今でも、失敗し続けています。
この記事では、僕がやらかしてきた失敗を正直に書きます。同じ失敗を避けられたらラッキーだし、「みんなやってるんだ」と安心してもらえたら、それはそれで書いた意味があります。
この記事でわかること
- 買わなくてよかった道具、選び方の失敗
- 海の中でやりがちな失敗(今でもやります)
- 上達の遠回りと、近道
- 忘れ物で一番やってはいけないもの
【道具編】すすめられるまま買って、後悔した話
失敗①:ロングスプリング、買わなくてよかった
秋用のウェットを買おうとしたとき、ショップでロングスプリング(長袖・半ズボンタイプ)をすすめられて購入しました。
結論から言うと、ジャージ生地のフルスーツがあれば十分でした。今ではほとんど出番がありません。
季節の変わり目は微妙な期間が短いので、フルスーツでカバーできてしまうんです。「あったら便利かも」で買うと、こうなります。
失敗②:ゴム素材を選んでしまった
もうひとつ、ウェットの素材選びでも失敗しました。すすめられるままゴム素材のものを買ったのですが——
- 脱ぎ着がしにくい
- 傷みやすい(損傷しやすい)
という理由で、今は全部ジャージ生地に統一しています。保温性など一長一短はありますが、扱いやすさを重視するならジャージがおすすめです。
この2つに共通するのは、「よく分からないまま、すすめられて買った」ということ。初日にオーダーボードを買ってしまった話も含めて、僕はこのパターンを何度もやっています(ウェットスーツの選び方)。
失敗③:ワックスの塗り忘れ
地味にやりがちなのが、これ。ワックスの塗り忘れです。
塗り忘れたボードは、当然ツルツル。立とうとしても足が滑って、その日は諦めたことが何度かあります。
あと、ゼロから塗るときのベースワックス(下地)が意外と大変でした。最初はコツが分からず、けっこう苦労した記憶があります。
ちなみにソフトボードならワックス不要なので、この失敗自体がなくなります。
【海の中編】今でもやっている失敗
正直に言うと、海の中での失敗は数えきれません。しかも、6年経った今でも続いています。
- すでに人が乗っている波に入ってしまう(前乗り)
- カレント(流れ)に流される
- 沖に出られない
そもそも僕は、ルールをきちんと教わらないまま始めてしまったので、海で怒られながら覚えたクチです(そのあたりはサーフィンのマナーとルールに書きました)。
そして「流される」「沖に出られない」は、今でも普通にあります。自然が相手なので、経験を積んでも完全にはなくなりません。
【今も課題】ポジション取りが、いちばん難しい
失敗というより、僕にとって永遠の課題がこれです。波を待つ位置(ポジション取り)。
これが本当に難しい。「あっちのほうが良さそうだ」と思って移動すると、さっきまでいた場所で波が割れ始める。まさに隣の芝生は青い、です。
もうひとつ、よくあるのがこれ。
「セットが来た!」と思って必死に沖へパドルしたのに、結局その波は割れず、自分が通り過ぎた中間あたりでいい形の波が割れている。——頑張った分だけ、後悔も大きい瞬間です(笑)。
同じ海にいるのに、上手い人はばんばん乗っていて、自分は全然乗れない。その差の多くは、技術というより「どこで待つか」だったりします。
ここは僕自身、今も試行錯誤中です。6年やっても難しいことがある。それがサーフィンの面白さでもあります。
【上達編】遠回りしないために
「もっと早く知っていれば」と思うことも書いておきます。
がむしゃらにやる前に、基礎を知る
上達に数が必要なのは間違いありません。でも、ただがむしゃらにやるより、パドリングやテイクオフの「正しいやり方」を先に知っておくほうが、確実に早いと思います。
僕はここが自己流だったので、遠回りをしました。スクールで教わるにしても、動画で学ぶにしても、基礎の形を頭に入れてから数をこなすのがおすすめです。
陸でのトレーニングも効く
海に入る時間だけが練習ではありません。陸でのストレッチやトレーニングも、しっかり効きます。
体が動くようになると、パドリングもテイクオフも変わってきます(僕がやっていることはサーフィンの体のケアにまとめました)。
サーフスケートは近道だと思う
もうひとつ、サーフスケート(サーフィンの動きを陸で再現できるスケートボード)もおすすめです。
波がない日でも、体の使い方を練習できます。上達への近道のひとつだと感じています。
【読み違え編】タイドと天気は、今でも読めない
波情報を見るようになっても、読み違えはなくなりません。
タイド(潮)のタイミングを間違えて、「もう少し早く来ればよかった」と後悔することはよくあります。
天気や波もそう。「ないと思ったらあった」「あると思ったらなかった」——これは今でも普通にあります。
だからこそ、数字だけで決めつけず、実際に海を見に行くのが結局いちばん確実です(どんな日に海に入る?)。
【忘れ物編】これだけは絶対にやめたほうがいい
最後に、いちばん反省している失敗を白状します。
リーシュコードを忘れて、そのまま海に入ってしまったことが何回かあります。
これは、本当にやめたほうがいいです。
リーシュがないと、転んだ瞬間にボードが流れていきます。自分がボードを見失うだけでなく、流れたボードが他の人に当たれば大ケガにつながります。「忘れた日は入らない」。これが正解です。
分かっていても、海が良さそうだとつい入ってしまう。でも、自分だけの問題ではないので、ここは厳しく自分を律したいところです。反省しています。
まとめ:失敗しながら、うまくなる
ここまで書いてきて思うのは、結局みんな失敗しながらうまくなっていくということです。
これだけは避けたい失敗
- よく分からないまま、すすめられるまま道具を買う
- リーシュコードを忘れて入る(絶対NG)
- 基礎を知らずに、がむしゃらにやり続ける
逆に、前乗りも、流されるのも、沖に出られないのも——最初はみんな通る道です。
6年やっている僕でも、ポジション取りに悩み、波を読み違え、悔しい思いをしています。だからこそ、まだ面白いんだと思います。
これから始める人は、どうか失敗を恐れずに。始め方は湘南でサーフィンの始め方、道具の選び方は初心者の最初の一本にまとめています。

